みなさ~ん!
おはようございます
毎年社長さんから
その期の決算書が出来上がると
なぜかいつも
連絡が入ってくる
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
ところで
みなさんは
自社の決算書が
出来上がったら
いつもどのように
されていらっしゃいますか?
例えば
融資取引のある銀行へ
決算説明に行くとか・・・
また
顧問税理士さんから
決算内容についての
指導を受けるとか・・・
どちらにしても
だいたい
多くの社長さん方は
自社の決算書を見たり
決算内容について
第三者(顧問税理士・銀行員)と
会話をすることって
案外
少ないですよね
そんななか
みなさんは
決算書におけるカン違いって
どんな事だと思いますか?
実はこれには
大きなポイントが2つあって
① 決算書は『比較』しないと
何もわからない !
②決算書は『仮説』を
立てるものであって
分析したからと言って
会社の経営が
よくなるわけではない!
ってことなんです
それでは
本日はこのことについて
お話をしてみたいと思います
たとえ銀行員でも、決算書は『比較』しないと何もわからない!
まず最初に
決算書が出来た時に
よく社長さんから
「村上さん!
税理士さんと話をするのに
この決算書
どう見たらいいの?」 とか
「この決算書を
銀行に持っていったら
支店長さんや融資担当者から
質問攻めにあうんじゃない」 と
言われる方が
多いのですが
そもそも決算書は
同業他社の数字と比べたり
過去の数字と
時系列的に比較しないと
決して
その内容はわかりません!
だから
銀行においては
取引先から
もらった決算書を
一旦銀行のシステムに入力
その後
過去の
データベースとの比較を
出力することにより
初めてみなさんと
決算内容について
話が出来るんですよ
特に
銀行と初めての
融資取引をする場合は
必ずみなさんから
3期分の決算書を徴求します
そうしないと
比較検討をする事は
出来ないですもんね・・・
だからみなさんも
決算書が出来たら
まず時系列的に
自社の数字を
並べ替えして
銀行員や税理士さんと
話をするようにしてください
ちなみに
銀行でも使われている
決算比較フォーマットは
私も自動計算機能付きの
Excelシートで
持っておりますので
使ってみたい方は
遠慮なくお申し付けくださいませ
社長さん、決算書は『比較』した数字に対する『仮説』が重要!
ところでみなさん
決算書におけるカン違いで
次に多いのが
決算書の数字を
ただ単に
比較分析すると
自社の経営が良くなると
思っていることなんです
もともと
決算書のフォーマットは
税務署が
税金の計算を
簡単にするために考えたもので
決してみなさんの
経営分析のために作った
フォーマットではないんですよ
だから
決算書を見る場合は
一度決算書の数字を
違うフォーマットに
置き換えてみて
比較した異常値対して
「いったいこの数字における
増減の要因はなんだろう?」 と
自分自身で
『仮説』してみることが
重要なんです
例えば
①前期売上高が増加しているのに
粗利率が低下しているのは
安売り競争激化?
仕入原価の高騰?・・・
②前期売上高が減少しているのに
売掛金や在庫が増加しているのは
売掛先の倒産?
回収条件の長期化?
不良在庫の発生?・・・
ねっ!みなさん
色々な仮説が
考えられますよね
ちなみに
この仮説を考えるための
「損益分岐点計算書」や
「資金運用表」などの
フォーマットについても
ちゃんと
作成しておりますので
ご活用したい方は
ぜひご連絡くださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
決算書で数字を見る場合には
必ず
『比較』と
『仮説』が
ポイントなんですよ
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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