みなさ~ん!
おはようございます
いつも
会社の
財務体質改善においては
まず最初に
決算書についての考え方を
アドバイスしている
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
先日は
むかし商工団体さんの
専門家派遣制度で
お伺いした
社長さんから
金融機関に提出する
事業再生計画書の
チェック依頼がありました
早速
その分厚い
計画書を見てみると
その会社の事業概要から
①過去3期分の決算実績
②今後5年分の収益予想
③黒字化するための
アクションプラン 等々
こと細かく
書かれていたのですが
社長さん!
そもそもこの会社
いったい売上高が
いくらになったら
黒字になるのですか???(笑)
社長さん!損益計算書は自社の経営分析を行うものではありませんよ
ところで
みなさんの会社では
会社の経営成績を見るのに
決算書や試算表の
『損益計算書』を
見ていると思いますが
その内容については
十分理解できていますか???
今期もしくは今月が
赤字か黒字かと言うことは
容易に
理解できると思いますが
ではこれから
「いったいどれくらい
売上を上げれば黒字なるのか?」
とか
「今後年間の
目標利益を達成するのに
どのようにしたら良いのか?」 は
この『損益計算書』で
理解することは
絶対に
不可能だと思いますよ!
だって
いつも言っている
ことなんですが
『損益計算書』とは
もともと
税務署が税金を
徴収するためのもので
社長さん方が
経営分析を行うものでは
ないからなんですよ
損益分岐点分析は、銀行関係者においては当たり前のことなんですよ!
実は
私を含め銀行関係者は
この損益状況を
分析するのに
よく
『損益分岐点分析』という
手法を使います
これは
いつもの費用の区分を
『売上原価』 と
『販売管理費』 という
分け方にせずに
売上に比例して増加する
『変動費』 と
売上に関係なく発生する
『固定費』
に仕訳します
例としては
『変動費』・・原材料・仕入原価
外注費・販売手数料 等
『固定費』・・人件費・地代家賃・リース料
広告宣伝費 等
『損益分岐点分析』とは
売上高の多少にかかわらず
発生する『固定費』を
最低限
回収必要な金額と設定し
そのうえで
売上高に比例して
増加する費用を上乗せして
それを上回る
売上高はいくらになるかを
計算するものです
まぁ
わかりやすく言えば
1個80円で仕入れた商品を
1個120円で販売
1か月の固定費が
50万円だとすると
利益が40円なので
固定費50万円を
回収するためには
50万円÷40円=12,500個
よって毎月
120円×12,500個=150万円 の
売上高がないと
赤字になりますよ
と言うことなんですよね
実は
この分析手法
他にもいろいろと
応用ができますので
もしご興味のある
社長さん方は
ぜひご連絡くださいね
それではみなさん
また次回もお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん !
会社を黒字化するためには
まず自社の
損益分岐点を知らないと
何も始まりませんよ・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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