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みなさん!元々「決算書」って矛盾があるものなんですって・・・

みなさ~ん!
おはようございます
 

 

いつも

会社の
財務体質改善においては

まず最初に

決算書についての考え方を
アドバイスしている

 

中四国No1の 
銀行との心理戦アドバイザー

 

Team経営参謀

 

『村上弘基です!

 

 

 

では早速ですが

 

今週からまた

パソコン片手に 

 

中小企業の

ビジネスモデル再構築を含めた

 

資金繰り改善支援に

奔走しておりますが 

 

なんか現場に行って 

 

いろいろと

仕事をしている方が 

 

常に
新しい発見があって

 

ほんと楽しいですよね 



私の場合 
顧問先へお邪魔すると 

必ず一番最初に 

そこの会社の
決算書3期分を

見せて頂きます


まぁ決算書と言っても 

損益計算書
貸借対照表だけではなく
  
税務申告書
科目明細書を含めた

決算書ファイル一式なのですが・・・


そして
社長さん方に 

各々の
資料における考え方を 

お話しているのですが 

不思議なことに

この事を完全に
理解されている社長さんには  

銀行員時代を含め

今までに
会った事がないですね


これじゃ



「日本全国の中小企業の
 7割が赤字なんだ!」


言われても納得です・・・(笑)

決算書を提出する税務署と銀行とでは、考え方が違ってくるんですよ!

そんななか先日 

 

一緒に仕事をしていた 

ある税理士の先生から 

 

面白い話を

聞くことができました  

 

 

それは 

 

 

「村上さん! 

 

 私いつも不思議に

 思う事があるんだけど 

 

 よく考えてみたら

 

 結構決算書って 

 矛盾していると思わない?」

 

 

と言う内容でした 

 

 

その先生が

おっしゃられるには 

 

そもそも決算書って 

 

提出先は 

 

税務署とか銀行が

ほとんどなんだけど  

 

税務署に対しては

 

なるべく税金を

払いたくないから 

 

出来るだけ利益を圧縮して 

作成しようとするのだが 

 

 

銀行に対しては 

 

それでは 

お金を借りる事ができないので 

 

出来るだけ利益を

出そうとして作成しようとする   

 

 

実際に

 

この2つの考え方を 

同時に満足する決算書は 

 

作成できないので

 

どうしても 

 

どちらかを選択しなければ

ならなくなるんだよね 

 

 

「村上さんなら

 どちらを選択する???」

 

 

との事でした 

原則決算を組む場合は、今後の資金調達を意識してくださいね!

実はみなさん

 

このお話って

 

個人事業主の方が 

住宅ローンを借りる時の

 

所得証明の話

よく似ていると思いませんか 

 

 

だって 

 

ふだん

普通に確定申告すると

 

税金を取られるので 

 

所得を抑え気味に

申告するのですが 

 

それでは 

 

住宅ローンが

申込みできないので 

 

住宅ローン

申込む前の年だけ 

 

所得を多めに
申告するみたいな・・・

 

 

まぁどちらにしても 

 

税金を気にするあまり 

 

肝心の資金調達

支障をきたすようになると

 

本末転倒な事に

なるかもしれませんよね 

 

 

 

みなさんも 

 

そこらあたりは 

十分気を付けて

 

決算を組んだ方が 

良いと思いますよ 

  

 

 


それではみなさん

また次回をお楽しみに・・・ 

《本日のまとめ》


社長さん !  

決算を組む場合 

あまりにも
節税を気にすると 

肝心の資金調達
出来なくなりますよ・・・

よろしければ
ご相談を承りますよ!


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