みなさ~ん!
おはようございます
いつも
自社の
財務分析においては
常に
分析手法よりは
様々な数字の「ツボ」を
アドバイスしている
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
では早速ですが
前回のメルマガで
「会社の財務分析については
数字の「ツボ」を
しっかりと押さえておかないと
今後の経営判断において
大きなカン違いを
してしまいますよ・・・」 と
言うことを
お知らせしたのですが
みなさん
覚えていらっしゃいますか?
そんななか
今回も引き続き
その代表的な事例を
1つご紹介致しますね
ちなみに
前回のブログ
「会社の利益は比率で見ますか?
それとも金額で見ますか?」はこちらから・・・
会社で不動産を購入するのは、個人の自宅所有とは事情が異なりますよ!
よく
社長さんとの会話で
「会社の事務所や店舗を
賃借するより購入した方が
得じゃないですかね」
と言うお話を
お聞きすのですが
はたして
本当にそうでしょうか?
「銀行から融資を受けて
不動産を購入したら
賃借より毎月の経費(支払金額)が
減って利益が出るし
返済のたびに
自分のものに
なっていくので
結局は得じゃないの?」 と
錯覚しているのでしょうね・・・
実はこれって
個人が賃貸住宅より
住宅ローンで
家を購入した方が得ですよ
という考え方と
よく似ているのですが
会社の場合は
ちょっと
事情が違ってきます
会社での借金返済は、残念ながら経費にはなりませんよ!
例えば
ある小売業の会社で
こんなお話が
ありました
その会社の社長さんは
人柄もよく
勉強熱心な社長さんで
売上高も
1億円程度でしたが
利益も着実に出していました
ところがある日
その会社の資金繰りが
苦しくなっているんです
小売業は
そもそも現金商売ですから
資金繰りが苦しくなることなど
滅多にないはずです
そうその原因は
不動産購入だったんですね
不動産購入で
経費になるのは
建物の減価償却費・金利
固定資産税などですが
賃借に比べ
経費として計上されるのは
数分の一です
しかも
最も多い支出である
「不動産購入のための
借入金返済」は
経費にはなりません
その結果
借金の返済額が
資金繰りを圧迫してきて
借金返済のための
借金をするようになり
その借金が積み重なると
毎月の返済額が
膨大な額になってしまうんです
すると銀行は急に
融資に対して慎重となり
そこで初めて
社長さんは
財務体質を
改善することが
急務であることに
気付くわけです
結局この事例も
目先の数字だけを見て
本当の数字の「ツボ」を
押さえていなかった
良い例では
ないでしょうか?
みなさん!
くれぐれも
カン違いのないように
日頃から
気をつけてくださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん !
自社に関する数字を
目先の損得勘定だけで
判断してはいけませんよ・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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