社長さん！借入金の資金使途を貸借対照表で説明できますか？

みなさ～ん！
おはようございます
 

日頃

取引銀行との
お付き合いについては　　

心理学をもとに
アドバイスしている

中四国No１の　
銀行との心理戦アドバイザー

Team　経営参謀の

『村上　弘基』です！

いよいよ今回は　　　　
決算書シリーズの最終日です

この6月6日から

ずっとメルマガにて

決算書の話ばかりを

書いてきましたが

みなさん

頭の整理はできていますか？

なるべく

「小学生でも
　理解できる内容！」を

意識して

書いてきたつもりですが

なかなか

難しいですね・・・

私の努力不足かな？？？

では気を取り直して

本日のお話に

いきたいと思います

ちなみに

6月6日以降のブログは
こちらから・・・


「そもそも決算書って
　毎年何のために作るのですか？」

「前回に引き続き
　決算書を見る時のポイントとは」


「なぜか銀行員は
　損益計算書より貸借対照表の方に関心があるんですよ！」

ところで
みなさんは

銀行で融資を申し込む際

銀行員からしつこく

資金使途を

聞かれたことはありませんか？

そもそも資金使途とは

そのお金の

「使い道」の事なんですが

なぜか銀行員は

そこにこだわります

何故かと言うと

資金使途が明確になると

自然と返済方法が

決まってくるからなんです

これを

銀行の専門用語では

「お金に
　色をつける！」

と言います

例えば

１番わかりやすいのは

資金使途が

会社の営業車購入だったら

返済方法は

「会社の利益＋減価償却費」により

長期間（5年から10年）で返済

もし資金使途が

在庫資金（商品仕入）だったら

返済方法は

商品の売却資金により

短期期間で返済

じゃあ資金使途が

社長さんへの貸付金

（不倫相手の手切れ金）だったら・・・

そう

この資金の返済方法は

社長さん個人の
役員報酬により

超長期で
返済するしかないですね(笑)

まさか

会社のお金で

返済しようなんて

思わないでくださいね

ねっ！

なかなか 

おもしろいでしょう 　  

よく巷で

銀行から

「いかに融資を
　上手くひっぱるか・・・」の

本が氾濫していますが

実は

社長さんが

明確に資金使途を説明できるか？

しかも

貸借対照表でもって・・・

これが勝負の

分かれ目なんですよ

社長さんのなかには

資金使途の説明を

「今月末に手形が

　落ちるんです」　とか

「従業員にボーナスを
　払わないといけないんです」　と

言われる方が多いのですが

これは

資金使途ではなく

単なる

お金が足らない

現象の話なんですね

こんな説明では

銀行員は

理解できないと思います

貸借対照表

（バランスシート）で

資金使途を

説明する場合のパターンは

ざっくり言うと

大きく３つ！

１．恒常運転資金

　　（売掛金や在庫の立替資金）

２．設備資金

　　（機械や土地・建物等の購入資金）

３．赤字資金

　　（赤字による資本減少の補充資金）

ねっ！３つとも

説明の中に貸借対照表の

勘定科目しかないですよね

たぶん

ほとんどの資金使途は

この中に
ハマると思います

また

みなさんに

注意してもらいたい事は

パターン１の

「恒常運転資金」の場合

必ず返済したら

また次の資金が

必ずいると言う事！

恒常だから繰り返し

必要なんですよね

商売をやめない限り・・・

パターン３の

「赤字資金」の場合

赤字資金は

黒字にならない限り

返済できないと言う事！

だから赤字資金は

原則黒字になるまでは

返済をつけられないんです

なかなか

ここまで考えて

融資を申し込む人は

少ないと思いますよ

それではみなさん　
また次回をお楽しみに・・・　

《本日のまとめ》

社長さん！　　

銀行融資が必要な時とは　

当社の貸借対照表
（バランスシート）の

バランスが
崩れた時なんですよ

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