みなさ~ん!
おはようございます
日頃
決算書の見方や
財務分析手法においては
小学生でもわかる切り口で
コンサルティングを行っている
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team 経営参謀の
『村上 弘基』です!
前回のブログで
「決算書には
大きくわけて
損益計算書と
貸借対照表の
2種類の書類がありますよ」
と言うお話をしましたが
みなさん
ご理解されて
いらっしゃいますか?
本日は
そのうちの1つである
損益計算書について
元銀行員の目線で
解説してみたいと思いますね
ちなみに
前回のブログは
こちらから・・・
「そもそも決算書って
毎年何のために作るのですか?」
損益計算書は、税務署に提出するための書類なんですよ!
では早速ですが
そもそも
損益計算書とは
その会社が1年間に
「いくら売上をあげ
いくら儲けたか!」
を表す書類で
まぁ~
学校の成績表
みたいなものです
また
「なぜ決算の期間が
1年なのか?」
と言うと
年に1度
税金を徴収しなければ
ならないからなんですよ
はっきり言って
税務署の都合なんですが・・・
だから
いつも顧問税理士さんは
この書類ばっかりを
よく見てるんですね
どれが経費入るか
入らないか
儲けた利益を
圧縮するのに
どんな節税対策を
使ったら良いか 等々
そう言えば
社長さん自身も
貸借対照表より
こちらの方が
大いに関心がありますよね
ちなみに
銀行員はその逆ですが・・・
だって
損益計算書を見ても
銀行員はお金の流れが
わからないですから・・・
みなさん
ご理解頂けましたか?
損益計算書の利益と通帳残高は、 決して同じではありませんよ!
次に
この損益計算書を見る時に
気をつけるポイントは
大きく3つ!
1.『発生主義』と
『現金主義』は違う!
そもそも損益計算書とは
商品を引渡した時点で
売上を計上する
『発生主義』に
従って作成されており
現金を回収して
初めて売上を計上する
『現金主義』とは
なっていないんです
という事は
損益計算書上
利益が出ていても
これが現実に
現金としてあるかどうかは
別問題なんですね
世間でよく会社が
黒字倒産するのはこのためなんです
社長さん!
損益計算書の利益より
通帳にあるお金を
信じてくださいね
2.経費の内訳より
売上高の内訳(要因分析)に興味を持つ!
顧問税理士さんも
銀行員さんも
よく経費についての
話ばかりをしていますが
本来は
もっと売上高の要因分析をして
いかに売上アップを図るかに
興味を持ってもらいたいですね
だって人間も同じで
いくら体を鍛えても
(経費を削減しても)
食べなかったら
(売上アップしなかったら)
本末転倒ですよね
また
人件費等の費用も
将来的な投資と思えば
腹が立たないのでは・・・
3.売上目標は
社員全員の力で達成していく!
よく社長さんのなかには
売上目標は
自分1人の力で達成できると
カン違いされている方が
多いですが
絶対に社長さん1人の力では
達成できません
だから
いかに従業員を
巻き込んでいくかを考え
その仕組み作りに
注力していかなければ
いけないんですよ
逆に貸借対照表は
その気になれば
社長さん1人の力で
変えられますが・・・
ちょっと話が
長くなりましたので
この続きは
また次回のメルマガで
貸借対照表の話として
お伝えしますね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
損益計算書でもって
会社経営の実態を
見失わないように
してくださいね
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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