みなさ~ん!
おはようございます
いつも
資金繰り
改善セミナーにおいて
融資取引における
銀行の不都合な真実を
ユーモアを交えながら
お話している
中四国No1の
資金繰り改善プロモーター
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
ところで
みなさんは
銀行と
融資契約を行う際に
銀行との
契約書の内容を
ひと通り
読んだことがありますか?
まぁ
読んだことがなくても
銀行員から
その契約書の説明を
受けたことがありますか?
例えば
「銀行取引約定書」
「金銭消費貸借契約書」
「保証約定書」
「担保差入書」・・・等々
たぶん
私が思うには
みなさん
契約内容を一切理解せずに
言われるままに
印鑑を押しているのでは
ないでしょうか
そもそも
銀行取引自体は
全て契約行為で
成り立っており
その契約の中身が
一体どのような内容なのかを
理解していないと
一方的に不利な条件で
契約させられる
可能性もあるんですよ
ちなみに
みなさんは
下記の法律用語を
ご存知ですか?
①基本契約書にある
「期限の利益の喪失」とは
②保証における「一般保証」「連帯保証」
「物上保証」の違いとは
③担保における「抵当権」と
「根抵当権」の違いとは
これは契約書の中の
法律用語の
ほんの一部ですが
銀行取引で重要なことは
決して数字に強くなる事や
人間関係を
良好にする事だけではないのを
忘れないでくださいね
銀行融資において、財務分析は決してオールマイティーではありません!
そんななか本日は
先月出会った
若い銀行員(後輩)との
お話を書いてみますね
まず最初に彼が
質問してきたことは
「村上さん!
融資取引の新規開拓をする時
決算書のどこを
見たら良いのですかね」
「決算書の見方のポイントを
教えて頂けませんか?」
逆に
「自分はどこを見れば
良いと思う?」 と
質問すると
「やはり売上高利益率、総資本利益率
自己資本比率、流動比率、固定長期適合率
売掛金・在庫の回転期間 等々ですかね?」 と
出るわ出るわ
財務比率のオンパレード
最後の極めつけが
「粉飾決算を
どう暴いたら良いですか?」 と
真顔で聞かれました
だいたい
粉飾決算なんて
そう簡単に
暴けませんから(笑)
みなさんも
銀行員に
粉飾決算書を見せたら
すぐにばれると
思っている人が
多いと思いますが
そんな事は
ないですからね
だいたい
数字だけを見ても
現場・現物を見極めない限り
絶対に
その数字のもつ意味は
わかりませんから
また
決算書ってもともと
過去のものですから
それをもって
未来がわかれば、
苦労しませんよね
まぁ
参考程度にはなりますが・・・
今どこの銀行でも
新入行員の融資研修で
財務分析の事ばかり教えるから
こんなふうに
なっちゃうんでしょうね
法律を制する者が、銀行取引を制しますよ!
今から40年前
私が銀行に入行した頃は
融資業務に
関する研修と言えば
今とは違って
徹底的に
融資業務における法律を
叩き込まれました
そう
民法
手形小切手法
会社法(旧商法)
民事執行法 等々
だってみなさん!
サラ金や街金が
いちいち決算書を見て
お金を貸しますかね?
彼らは法律上
債務者を100%
追い込む自信があるから
お金を貸すんですよね
だから
みなさんも
銀行から
お金を借りる時は
ぜひ法律を
意識してみてください
せめて
銀行の契約書に
何が書いてあるかぐらいは
十分理解してから
印鑑を押してくださいね
ちょっと
自分にとっては
難しいなと思う方は
私がアドバイス致します
ちなみに
私の法律に関する参考書は
青木雄二先生の漫画
「ナニワ金融道」です
私は青木先生の漫画や
「ゼニの人間学」を
始めとした本も
全て読んでおり
結構わかりやすく
ためになりますよ
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
銀行との
融資取引においては
関係法律の理解度が
勝負のわかれめなんですよ・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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