みなさ~ん!
おはようございます
いつも
資金繰り
改善セミナーにおいて
融資取引における
銀行の不都合な真実を
ユーモアを交えながら
お話している
中四国No1の
資金繰り改善プロモーター
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
以前にもブログで
銀行の立場とは
そもそも貸金業者であり
「なぜ銀行は
晴れた日に傘を貸して
雨の日に傘を
取り上げるのですか?」との質問に
それは
私から言えば
「ごく当たり前の
ことなんです!」と
お話したのを
みなさん
覚えていらっしゃいますか?
ちなみに
以前のブログは
こちらから・・・
「銀行が要請する経営改善計画は
あくまでも借入返済計画なんですよ!」
「銀行から見た
信頼できる会社とは・・・」
だから
銀行における
全ての考え方や行動は
この貸金業者としての
立場から起因しており
みなさんも十分に
この意図を理解して
銀行と
お付き合いする
必要があるんです
そんななか
今回も
シリーズ第二弾として
その実例について
お話をしてみたいと
思いますので
よろしくお願い致しますね
銀行が融資判断に使うのは、「定量情報」と「定性情報」の2つです
ところで
みなさんは
取引銀行の
支店長さんが
アポイントも取らずに
ふいにやって来た
ご経験はございますか?
例えば
「この度キャンペーン商品の案内を
させて頂こうと思いまして・・・」
「来年のカレンダーをお持ちしました」
「ちょっと
近くまで来たものですから・・・」 等々
ふつう
キャンペーン商品を
案内するのも
カレンダーを
持ってくるのも
ふつう支店長が
しなければならないほど
大事な仕事だとは
思えませんよね
実は
みなさんは
ご存知ないかも
しれませんが
支店長さんが
来社した目的は
必ず別にあります
それは自分の目で
「現場の真実」
=「定性情報」 を
自分自身の目で
確かめることなんです
そう支店長さんが
直々に訪ねてきたのは
「今回融資の依頼に対し
前向きに対応しようと
思っている」
からであり
「本当に貸しても
大丈夫か?」の
最終判断をするためで
銀行は一般的に
「定量情報」 と
「定性情報」 の
2つの情報から
融資の最終判断をしています
1.「定量情報」・・・ 数字で表せる情報
(売上高と経費のバランス・経常利益などの収益力
自己資本と今後の資金繰りなど)
2.「定性情報」・・・数字で表せない情報
(会社が明るいか暗いか・整理整頓が行き届いているか
きちんと挨拶ができているか・規律が保たれているかなど)
だいたい
「定量情報」は
決算書を分析すれば
すぐにわかりますが
「定性情報」は
決して書類から
読み取ることはできません
そこで支店長が
自ら現場を
チェックするわけなんですよ
ねっ!みなさん
銀行って
結構したたかでしょう
「定性情報」は、社長さん自身でいくらでも再構築できますよ!
そう言えば
むかし銀行員時代に
おもしろい
社長さんがいらっしゃって
従業員に対し
社長が不在の際
銀行の支店長さんや
融資担当者が
来社した時は
必ず社長さんへ
すぐに連絡が入る仕組みを
作っておられました
連絡を受け取った
社長さんは
すぐにその銀行へ
「○○会社の○○と申しますが
支店長さんは
いらっしゃいますか?」
と電話をかけます
当然支店長は
その会社を
出たばかりですから
銀行に
いるはずがありませんし
いないのは
百も承知です
要は
電話で伝言を
残すことによって
支店長さんに
「この会社には
すぐに大切な連絡が
社長に届く仕組みがある
これだけ
しっかりしている会社なら
融資をしても大丈夫だ!」 と
思ってもらいたい
のでしょうね
ほんと
上には上がいるものです
ぜひみなさんんも
これを機会に
自社の「定性情報」を
再構築してみては
いかがですか?
もしよろしければ
私も一緒に
お手伝い致しますよ!
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
銀行は常に
信用調査会社のように
あなたの会社の
「定性情報」を
調べ上げていますよ・・・(笑)
よろしければ
ご相談を承りますよ!
コメントをお書きください