みなさん
こんにちは!
ここ最近は
事業承継における
個別相談会において
承継のみならず
廃業相談についても
対応している
中四国No1の
着地戦略コーディネーター
Team経営参謀の
『村上弘基』です
ところで
経営者のみなさんは
事業承継を
検討していく上で
人に関する事項に対し
正確に把握され
また同時に
具体的な対策を
立てておられますか?
特に
①『株主構成と持株比率!』
②『役員構成とその家族関係!』
③『従業員との信頼関係!』
実はこれらの項目は
今後の事業承継の成功を
左右すると言っても
過言ではありません
また
これらの項目については
「よく経営者の方が
対策を1番後回しにする項目で
事業承継でトラブルになるのは
この項目についてがほとんどである」
と言うことなんです
では今後
どのような事に
留意していく必要があるのか
この留意点について
解説してみたいと思います
原則、会社の株式は全て後継者が保有する!
まず1つ目の留意点は
『原則会社の株式は
全て後継者が保有する!』
と言うことです
一般的に
「会社は誰のものか?」
と言えば
社長さんのものではなく
よく株主のものだと
言われますよね
要は
後継者の方が
経営者として
安定した地位を
築いていくためには
後継者の方が
筆頭株主になる
必要があります
それにもかかわらず
実際の
株主対策においては
相続対策と称して
法定相続人全員に
自社株式を
分散させたりしているケースが
多々
見受けられるのが実態です
株主は
その持株比率によって
その議決権の内容も
変わってくるので
経営者としては
最低でも50%以上は
保有してもらいたいものですね
昔の相談事例で
後継者である
娘婿が経営者となり
同時に銀行の保証人に
なったにもかかわらず
株主でなかった事から
非常事態に会社の資産を
動かすことが出来できずに
銀行からの信用を
大きく失墜した
失敗例がありました
会社の役員は、家族関係を考慮して、後継者の方が経営しやすいように構成する!
次に2つ目の留意点は
『会社の役員は
家族関係を考慮して
後継者の方が
経営しやすいよう構成する!』
です
中小企業では
よく会社の役員に
社長さんの兄弟姉妹や
その他親族の方が
いらっしゃるケースが
多いですが
これは
後継者の方にとっては
会社の経営上
結構たいへんな事なんです
だって
自分が経営者となった場合
子供の頃から
面倒を見てもらっていた叔父・叔母が
はたして
自分の部下として
協力してくれるかどうか
不安ですよね
また特に
そう言う方々は
その会社の業績を
左右する要職(営業部長や工場長等)に
ついている場合が多いので
場合によっては
その方達の承継も
考える必要があるかもしれません
後継者の方は、従業員と「契り」を結び直す必要がある!
最後に
3つ目の留意点は
『後継者の方は再度従業員と
「契り」を結び直す必要がある!』
と言うことです
後継者の方が
よくカン違いされる事が
自分がトップに立った時
既存の従業員は
黙っていても
自分についてきてくれると
思ってしまうことなんです
元々既存の従業員は
自分を雇い育ててきた
先代経営者と
信頼関係が出来上がっており
後継者が
その立ち位置に立つことは
絶対に不可能です
だから
後継者の方は
トップに立った時
改めて
これまでの感謝や誇り
これからの価値観や期待
不安を共有して
新チームとしての関係性について
「契り」を
結び直す必要があるんです
みなさん
いかがでしたか?
事業承継においては
身内並びに従業員との
トラブルを避けることが
最大の課題と言っても
過言ではありません
出来るだけ早めの
人に関しての対策が
勝負になってくると思います
みなさんも
ぜひ今日から
行動に移して
みてくださいね
それではみなさん
また次回を
お楽しみに・・・
《本日のまとめ》
事業承継対策は
『身内や従業員との
トラブル』を
いかに回避するかが
勝負である!
コメントをお書きください