みなさ~ん!
おはようございます
日頃
銀行取引の見直しにおいては
まず最初に
銀行員の
心理的描写を
わかりやすく
解説している
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
先日は
今週後半に開催される
「事業承継計画書の
策定研修会(上級編)」の資料作りを
行っておりました
今年は
この研修講師をもって
最後のお仕事となるのですが
なかなか
研修受講者のみなさんに
「具体的な計画書の
策定手法より
なぜそもそも
計画書が必要なのか?」 と言う
意義や目的を
理解して頂くのは
結構たいへんですよね
ところでみなさんは
中小企業における
社長さん方の引退において
なぜ計画書が
必要なのかご存知ですか???
ちなみにこれって
社長さんの引退方法
(承継・M&A・廃業)は
あまり
関係ありませんからね!
頼母子講(たのもしこう)とは、よくできた金融システムですよね!
さていよいよ
今年も
あと半月となりましたね
私は
先ほども
お話したように
今週後半の
研修講師をもって
今年のお仕事は
終わりとなります
まぁ来週からは
自宅にて黙々と
SNS関係のお仕事に
打ち込んでいると思いますが
ほんと
お正月明けまで
毎日が
仙人みたいな生活です・・・(笑)
そんななか昨日
あるテレビ番組を
見ていると
江戸時代
庶民生活についての番組があり
その中で
「頼母子講
(たのもしこう)」についての
お話をやっておりました
ちなみに
みなさんは
「頼母子講(たのもしこう)」って
何だかわかりますか???
これは
そもそも金銭を
お互いに融通しあう事を
目的とした民間互助組織で
昔は鎌倉時代から始まり
江戸時代には
ものすごく流行った制度なんですよ
江戸時代の頃
両替商は
存在したものの
いざという時に
お金を貸してくれる
銀行みたいなものは
無かったので
各々が独自で
このような制度を
作ったのでしょうね
利益相反をしている相手に、お金のことを相談するのはいかがなものか?
実は
この「頼母子講(たのもしこう)」
仕組み的には
たいへんシンプルで
まずは主宰者が
信用のおける
仲間を集めてスタートさせます
仮に
毎月10万円ずつ
持ち寄る仲間が
12名集まって
スタートしたとすると
すなわち
毎月合計120万円が持ち寄られ
それを
クジ等で当たった
仲間の1人が
120万円を受け取ります
積立は毎月行われ
その都度
仲間の一人一人が
120万円を受け取っていき
12カ月後に12人目が
120万円を
受け取って終了します
一見すると
損も得もないように
思えますが
ほんとよく考えられた
金融システムなんですよね
ところで
よく今の金融機関は
この「頼母子講
(たのもしこう)」が発展して
出来た制度だと言われますが
実は
主催者の立ち位置が
全く違うんですよ
例えば
金融機関は
預金者からお金を集め
それを他の人に貸すと言う点では
一見すると
「頼母子講(たのもしこう)」の
仕組みと似ていますが
お金を集めている主催者が
営利を目的としている点で
大きく異なります
営利活動団体は
あくまでも
自社の利益が
優先ですから
そこに
利益相反している
みなさんが
お金についての
相談をしても
必ずしも
私達の利益に
沿った答えが
返ってくるとは
限らないと言う事は
容易に想像が
つきますよね・・・
そう「頼母子講
(たのもしこう)」のように
利益相反をしない
相談相手でない限り
個々人できちんと
その相談結果を
判断する必要があることを
ちゃんと
理解しておきましょうね
それではみなさん
また次回もお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
今の時代は
相談相手の
立ち位置の違いにより
お金に関する
アドバイスが
色々と変わってくる
時代なんですよ!
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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