みなさ~ん!
おはようございます
日頃
銀行取引の支援においては
まず最初に
各取引における
基本的な考え方を
わかりやすく
解説している
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
先日
前回のブログで
「もしかして銀行員の基本って
札勘(さつかん)ですかね!」
と言うお話をしたら
各方面から
様々な反響を頂きました
例えば
「そう言えばここ最近
銀行員さんが
お札を数えているところを
見たことがないね」 とか
「ぜひ札勘の『縦読み』『横読み』を
教えてもらいたい」 とか
「今回の新紙幣は
札勘の『横読み』がむつかしいね」 等々
なかには
相当マニアックな
コメントもありましたよ・・・(笑)
ちなみに
前回のブログ
話は変わりますが
私の場合
よく場を盛り上げるため
講演・セミナーの最初に
ツカミのネタ話を
するのですが
一般的に
「ツカミネタ」としては
「業界のウラ話」や
「常識に対する逆説話」も
さることながら
実は
この「お金に関する話」が
1番の鉄板ネタに
なるんですよね
銀行員のお仕事は、午後3時以降からが本番なんですよね!
では早速ですが
前回の
ブログにて
銀行員の基本業務である
札勘(さつかん)についての
お話をさせて頂いたので
本日も
同じ基本業務のテーマで
『勘定突合
(かんじょうとつごう)』
についての
お話をしてみたいと思います
私は
今から約40年前
銀行に就職した当初
支店にて「計算係」という
仕事に就いておりました
この「計算係」と言うのは
銀行の窓口業務が終了する
午後3時以降から
預金・為替・融資等の
各係の取引数字を
機械に入力された
数字と合わせて
その日の総勘定元帳を
作っていくのですが
これが一発で
数字が合うことって
あまりないんですよね
みなさんは
よく銀行は
午後3時に店をしめて
「余裕だなぁ~!」
と思われがちですが
本当は
銀行員にとって
3時以降からが
戦争みたいなもんなんです
銀行員の数字に対する想いは、世間一般では理解できないでしょうね。
ふつう銀行員は
現金が1円でも
合わなかったら
家に帰れないと言われますが
この『勘定突合』においても
1円でも合わなかったら
完全に徹夜作業で
翌日の開店までに
数字が合わなかったら
本部への始末書提出と
なってしまいます
(その理由は
1か店でも数字が違ったら
銀行全体の
総勘定元帳ができないので・・・)
私なんか始末書を
もう何枚書いたか
忘れましたね・・・(笑)
ちなみに
よく数字が
合わないパターンとして
「ケタ違い」と言うのが
あるのですが
これは違っていた数字が
「9」で割切れたら
入力している数字の桁数が
違っていると言う意味で
例えば
数字の違いが
270円だったら
300円を
30円として
入力しているって
ことなんですよ
ねっ!
結構面白いでしょう
実は
他にもいろいろな
パターンがあるのですが
要は銀行員って
毎日そこまで
数字にこだわって
仕事をしているんです
だからみなさんが
融資を申込む時に
何か資料を提出して
もし合計の
足し算が違っていたら
彼らはその時点で
絶対にその資料を
信用しませんよ
みなさんからしたら
そんなささいな事と
思われるかも
しれませんが
そこが彼らにとっての
こだわり
なんでしょうね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
銀行に提出する
資料において
単純な計算ミスは
それ自体で
信用度ゼロです!
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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