みなさ~ん!
おはようございます
日頃
取引銀行との
交渉手法においては
金融リテラシーをもとに
アドバイスを行っている
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
ところで突然ですが
今まで日銀が
マイナス金利を
ずっと
維持してきたのですが
いよいよこの度
マイナス金利の解除に
踏み切りましたね
実はこれって
何を意味するかと言うと
実質の金利引き上げを
意図としており
これから
みなさんの身近では
銀行の預金金利や
住宅ローンを含めた
融資金利が
だんだんと
上昇してくると思いますよ
まぁ国としては
金利を引き上げることにより
「アメリカとの金利差
縮小による円安の歯止め」
(輸入品の値上げ阻止)を
図ろうと
しているのですが
そう簡単に
上手くいきますかね
だって
世の中の
中小企業のほとんどは
以前のコロナ禍において
借金まみれになっているし
今後
金利が上昇してきたら
利息すら
払えなくなるのでは
ないでしょうか?
特に
借金大魔王の
日本政府は・・・(笑)
そんなか本日は
先月
ある社長さんから頂いた
ご相談内容について
お話をしてみたいと
思いますね
銀行からの融資を検討する際、金利の事ばかりを気にしていませんか?
その相談とは
「村上さん!
最近日銀が
マイナス金利を解除してきたので
今のうちに
約1億円を20年ぐらいで
融資を受けようと思うのだが
今借りたら
金利はどれくらいかね・・・」
と言った内容です
この会社は
主に不動産賃貸業を
営んでおり
この度
不動産業者から
広島市内の
投資物件情報を
もらった事が
原因みたいですね
もし
みなさんだったら
こんな場合
どのように対応されますか?
まぁ
一般の事業資金と違って
不動産投資に
関する資金なので
その物件の収支状況や
経済的価値等により
ある程度
融資審査の土俵には
あがると思いますが
たぶん
融資を申し込む前に
申込者本人が
もっと
「表面金利」以外に
検討しておく項目が
あると思いますよ!
社長さん!必ず自社の将来を見据えて、融資申し込みをしてくださいね
まず
この社長さんの場合
今回の融資について
完全に
個人の住宅ローンと
カン違いしている
部分があります
それは
会社の事業資金の場合
住宅ローンみたいに
20年間の長い期間を
設定するのは大変だし
金利体系についても
変動金利と固定金利が
あるのですが
民間金融機関の場合
だいたい
固定金利の対応期間は
長くても10年間なので
否が応でも
10年後には
金利の見直しに迫られます
もしその時に
金利が上昇して
今の金利の
2倍ぐらいになっていたら
本当に
「びっくりポン!」ですよね
(今は低金利なので
これ以上金利が
下がる事は難しく
逆に今から
金利が上がる
確率の方が高いのでは???)
また
連帯保証人についても
社長さん自身は
原則差し入れて
もらうようになりますが
あまりにも
期間の長い融資だと
法定相続人も
連帯保証人に入る
可能性があります
この社長さんの場合
年齢は60代後半で
息子さん達も
この会社の役員(後継者)に
なっていることから
社長さんへ
「ちなみに社長さん!
今回のこのお話
息子さん達に相談しました?
期間5年ぐらいの
融資ならまだしも
融資期間20年を
考えるのなら
息子さん達も
巻き込んで検討しないと
将来家族全員が
後悔することになりますよ」
とお話しました
実は
この手のお話って
よくあることで
みなさん
融資を受ける場合
現状の
「表面金利」ばかりを
気にされているようですが
ちゃんと
融資全体の事を
検討していくと
結構
奥が深いんですよ
くれぐれも
お気を付けくださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
融資の申し込みにおける
検討材料は
決して
「表面金利」だけでは
ないですよ・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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