みなさ～ん！
おはようございます
突然ですが
今年に入って
メルマガを始めてから
よく
資金繰り改善のご相談を
お受けするようになった
中四国No１の
銀行取引交渉人
Team 経営参謀の
『村上 弘基』です！
先日も
ある社長さんから
「村上さん！
素朴な疑問なんですが
資金繰り改善って
いったいどんなことを
すれば良いのですか？」 と
不思議そうな顔で聞かれ
あら
ビックリ！
「社長さん
もしかして
資金繰りの考え方を
知らないんですか」・・・
まぁ
よく考えてみれば
中小企業の
社長さん方は
「資金繰り改善」と言われても
わかるようで
わからないですよね
だって
「資金繰り改善」って
金融業界における
専門用語だし・・・
実は
そもそも
「資金繰り改善」とは
みなさんの会社において
自動的に
お金が回る仕組みを
作ることなんです
だいたい
お金の心配をしながら
商売をしていくって
本当に
気がめいりますもんね
よって今回は
このことについて
お話してみたいと思います
社長さんの会社の利益は、ちゃんと現金で残っていますか
では早速
先日
ある商工会さんにおいて
今年度の
「資金繰り管理セミナー」開催における
打ち合わせを
行っておりました
今回のテーマはズバリ
「会社のお金はどこへ消えた？
なぜ売上が増えても
お金は足りないのか・・・」
私もこの手の質問は
よく社長さん方から
お受けいたしますが
みなさんがいつも
カン違いしている事は
損益計算書上で
利益が生じていても
果たして
それが現金として
残っているか
どうかなんです
これは
「資金繰り改善」における
根本的な
考え方なのですが
例えば
わかりやすくお話すると
飲食業で売上の全てが
掛け売りだった場合
当然最終利益は
会計上
現金ではなく
売掛金となります
そう利益を
現金化にするためには
売掛金を回収しなければ
いけないんですよね
また
よく新築マンションにおいて
「完売御礼」と
書いた垂れ幕を
見たことが
あると思いますが
マンション業者からすれば
完売しないと
その物件の利益は
現金にならない！
言いかえると
もし売れ残ると
利益がマンションの
一室となってしまうので
逆に
彼らからすれば
「完売御礼」が
当たり前のことなんです
そうたぶん
こんな状況が続くと
そのマンション業者は
間違いなく黒字倒産を
免れなくなるでしょうね・・・
みなさんの会社でも
十分気をつけてくださいね
会社の「資金繰り改善」は、社長さん1人で出来ますよ！
それでは次に
「資金繰り改善」における
３つのポイントを
ご説明しますね
１つ目のポイントは
銀行からの
借入金の返済条件を
実際の損益状況と
比較してみる！
みなさんは
ふつう
銀行から借入をするとき
あまり
返済方法について
真剣に考えていないんじゃ
ないんですか？
そう
「お金って借りれりゃ
それでいいじゃん」みたいな・・・
例えば
会社で設備機械を
購入する場合
その返済源資の
ほとんどは
減価償却費となります
（まぁ少しは
利益も加味されますが）
減価償却費とは
もし１００万円の設備機械の
償却年数が１０年なら
毎年１/１０ずつ
経費で落とせるというものです
（ザックリした
考え方ですけど・・・）
これって
積立みたいなもので
経費で落とした分のお金は
実際には
社外に出ていかないので
それを返済源資に
あてるのです
しかし
もし銀行からの借入期間が
これより短かったら
どう考えても
返済できないですよね
借入期間が５年の場合
返済金額は毎年２０万円
⇕
減価償却費は毎年１０万円
ねっ！
絶対に無理でしょう
２つ目のポイントは
貸借対照表
（バランスシート）を改善する！
特に
運転資金に影響のある
受取手形や売掛金・在庫の
削減方法を検討するんです
例えば
みなさんが
飲食店を経営しているとして
毎月売上が
バンバンあっても
それが全部ツケだったら
３ヶ月後には
即倒産ですよね
だから最初に
ツケの回収条件や方法を
具体的に決めておくんですよ
最後３つ目のポイントは
売上の中身を
収益分解をしてみる！
みなさんを含め
銀行自体も
よく
支払経費の分析は
しているのですが
あまり
売上についての
商品別・お客さま別等の
収益分析をしていないですよね
実は
そこにメスをいれるのが
重要なんです
そう赤字事業については
早急に撤退か
ビジネスモデルの再構築を検討する！
これが
ビジネスにおける
鉄則だと思いますよ
まぁ
「資金繰り改善」については
私自身も
この３つの
ポイントをもとに
日々お仕事をしておりますので
もし
何かございましたら
お気軽に
お声がけくださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん！
「資金繰り改善」とは
簡単に言えば
いかに毎年の通帳残高を
増やしていくかですよ・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ！
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