みなさ~ん!
おはようございます
今年から
毎週
一冊は本を読むよう
目標を立てて頑張っている
中四国No1の
ビジネスモデル再構築
プロデューサー
Team 経営参謀の
『村上 弘基』です!
ところで
みなさんは
日頃
毎日の生活の中で
読書をされる事が
ありますか?
このネット時代
自分が知りたいことは
あっという間に
調べられる時代なので
昔に比べて
本を読む機会が
減ったような気がします
私の場合は
結構
空いた時間を利用して
近所の
本屋さんに行ったり
テーマに関係なく
自分が
興味がわいたものを
手当たりしだいに
読むようにしていますが
これが結構
息抜きにもなるし
楽しいんですよね
そんななか
せっかくなので
みなさんにも
週末のブログを利用して
私が読んだ本を
定期的に紹介して
いきたいと思いますね
それでは
本日第5回目は
上田清弘先生の著書
「社長!
銀行の言いなりはやめなさい」 を
ご紹介いたします
この本は
「銀行との
会社を絶対につぶさない逆転交渉術」
をテーマに
誰にも相談できない
「融資と返済」の
㊙テクニックが
余すところなく
書かれています
上田先生は
むかし某金融機関で
バブル崩壊後に大量発生した
不良債権の
管理回収業務にあたっており
15年間で約1,800件の
破たん先
実質破たん先の回収を
直接現場で担当
退職後は
経営の苦しい企業の救済を
ボランティアで行い
自殺寸前の経営者を
救う活動を行っておられます
本の構成としては
①借金についての考え方
②経営が
ピンチになったときの対応
③契約書の内容を確認せよ
④リスケの選択は
重大な分かれ道
⑤赤信号に
なりつつある時の瀬戸際対策
⑥最後の最後に
専門家に頼る時は
となっており
結構みなさんの
お役に立てる内容と
なっていると思いますよ
それでは早速
この本で
私が参考になった所を
少し紹介して
みたいと思いますね
社長さん!絶対に借金で命を絶ってはいけませんよ・・・
上田先生は金融機関で
不良債権の管理回収の
仕事をしていた時
必ず毎朝行う
1つの日課が
あったそうです
それは
あらゆる新聞の
社会面を広げ
死亡事故の欄を
見ることだそうで
自分が担当する
お客さま(債務者)が
自らの命を
絶ってしまうことはないか
恐る恐る
確認するのだそうです
実は私も
銀行員時代
金融業界で初めての
事業再生チームを立ち上げ
業績不振な会社を
支援していた頃
社長さんの自殺を
2回経験しております
今思えば
だいたい「いい人」
「真面目な人」ほど
支払えなくなった
という責任感で
押しつぶされて
しまいます
だけど
お互い上田先生も私も
「絶対に借金ごときで
命を絶ってはいけない!」というのが
自分自身の信念で
「あなたは借金を
支払わないのではなく
仕方なく支払えないに
過ぎないのだ」
「もっと開き直りましょう」
「自分を許してあげましょう」
「そこから
新しい一歩が始まります」 と
常に
一人で悩み続けている
社長さん方に
お伝えしております
本の中にも
支払不能になった
人の心理状況や
行動について書かれていますが
みなさんも
もしどれかに
当てはまっているとしたら
十分注意してくださいね
①借金が返せないのは
「罪」だと思い込んでしまう
②恥ずかしいので相談せず
自分だけで解決しようとしている
③不安でたまらなくなり
あちこちで「借金で苦しい」と
しゃべりまくっている
④銀行や取引先に
「景気がいい」とうそをつく
⑤「自殺して保険金で
解決できないか」と考えたことがある
⑥一時的な苦しみから逃れようとして
高利貸しからお金を借りた
⑦お酒の量が増えている
⑧ごく簡単な財務状況が
理解できなくなっている
⑨犯罪をおかす
⑩病気になる
ねっ!みなさん
もしかしたら
この本には
借金で苦しむ
社長さん方の
生きる勇気を
得るための秘訣が
書かれているかもしれませんね
条件変更における「真の目的」を強く意識する!
次に私が
この本で
参考になったところは
「現金を確保するために
条件変更はするものですよ!」
ということです
たぶんみなさんも
会社の経営が
苦しくなってくると
支払いのことで
頭がいっぱいに
なってきます
買掛金・給料
光熱費などの諸経費 等々
毎日が
辛くて辛くて
仕方がないので
銀行へ借金のリスケジュール
(条件変更)について
相談に行くと思いますが
はっきり言って
「今の苦しさから
逃れたい!」と言う
一時しのぎ的な考えでは
仮に条件変更できても
経営は改善しませんよ
また
何か月後かに
毎違いなく再ピンチが
訪れるでしょうし
まずもって
そういう考え方では
銀行に条件変更を
認めてもらうのは
むつかしいでしょうね
ここで
大切なことは1つ!
「なぜ条件変更を
するのか?」という
目的を認識すること・・・
その目的とは
「条件変更は
現金確保のためと認識し
そのお金を経営に
有効的に活用する」と
いうことなんです
まぁ現金さえあれば
倒産しませんもんね
本の中でも
「例えば
先月まで銀行に
10万円を払っていて
条件変更により
元金返済の棚上げを
認めてもらったら
10万円が毎月手元に
残るわけです
そしてもし
来年の決算書を見て
1年前と業況に
変化がなかった場合
手元に120万円という
現金が残っているはずですが
実はほとんどの方が
そうはなっていない
これはズバリ「放漫経営」の
なにものでもないんです
人は売上や借金のように
外から入ってきた現金は
大切にします
しかし
出ていく
はずだったけれど
出さずにすんだ現金は
大切にしないものなのです
何に使ったのですか? 120万円も!
とたずねても
本人には
答えられないのが不思議です」
と書いてありました
どうです
みなさんは
いかがですか?
この本では
これ以外に
①銀行と交渉する時の心構え!
②極めて重要な条項
「期限の利益の喪失」
③条件変更前に検討したい
「借入の一本化」
④資産がない人だからこそ
出来る作戦がある
⑤任意整理と法的整理の違い 等々
今後
事業の再生に
成功したい方々には
この本は
結構参考になりますよ
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん
事業に失敗しても大丈夫!
また一から
出直せば良いだけですよ
『失った』と
思うから辛いんです
『元に戻った』と
思えばそれでいい・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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