みなさ~ん!
おはようございます
いつも仕事がら
会社における
お金の流れを分析している
中四国No1の
資金繰り改善プロモーター
Team経営参謀の
『村上弘基』です
以前のブログにて
銀行の立場とは
そもそも貸金業者であり
「なぜ銀行は
晴れた日に傘を貸して
雨の日に傘を
取り上げるのですか?」との質問に
それは
私から言えば
「ごく当たり前の
ことなんです!」と
お話したのを
みなさん
覚えていらっしゃいますか?
だから
銀行における
全ての考え方や行動は
この貸金業者としての
立場から起因しており
みなさんも十分に
この意図を理解して
銀行と
お付き合いする
必要があるんですよ
ちなみに
以前のブログは
こちらから・・・
「銀行の支店長が何の目的もなく
来社することはありませんよ!」
「取引銀行は
あなたの言動の全てを記録していますよ!」
そんななか
今回も
シリーズ第4弾として
その実例について
お話をしてみたいと
思いますね
銀行からの借入資金は、何に使うかがポイントなんですよ!
ところで
突然ですが
よく相談会などで
社長さんから
「村上さん!
うちの会社は
そんなに業績も悪くないのに
取引銀行が
なかなかお金を
貸してくれないのは
なんでなんかね???」
という質問を
受けることがあります
みなさん
これって
なぜだと思いますか?
実は
こういう会社の
決算書を見ると
必ずと
言っていいほど
同じ傾向が
あるんですよね
それは
貸借対照表において
やたらと
社長さん個人や
関連会社への
仮払金や
貸付金などの
勘定科目が
多いと言う事なんです
以前ブログにも
書きましたが
銀行員は
『損益計算書』
よりも
『貸借対照表』を重視します
なぜかと言うと
「負債として
調達した資金を
会社のどんな資産に
運用しているか?」 を
調査する必要があり
社長さん個人や
関連会社に
お金が流れていたら
そこの財務状況や
返済可能性まで
調査しなければ
いけないんですよ
それって
銀行からしたら
結構面倒くさいと
思いませんか?
(まぁこういう時に限って
使途不明金が多いのですがね・・・)
社長さん、自社以外の先に資金を転貸したらバッターアウトですよ!
そもそも
取引銀行が嫌う
融資における
資金使途の1つに
「転貸資金
(てんたいしきん)」があります
『転貸』とは
銀行から借りたお金を
別の会社や人などに
又貸しすることを言い
最初から
転貸資金とわかっていたら
銀行としては
まず融資することはありません
そもそも融資とは
資金を得た会社が
その会社の
事業発展のために使うもので
もし自社以外への
転貸が目的なら
銀行は
その転貸を受ける先が
直接融資を申し込めば
良いのではないかと思います
それができなくて
融資を受けた会社から
転貸を受けるのなら
その個人や関連会社が
「何かやましいことでも
あるのではないか?」
と怪しまれても
仕方ないですよね
みなさんにおいても
最初から
転貸資金として
銀行に融資を
申し込む事は
まずないでしょうが
運転資金が
知らず知らずのうちに
転貸資金となってしまう
ケースがよくあるので
十分気をつけてくださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
会社における
お金の流れは
常にシンプルに
しておきましょうね ・・・
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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