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なぜ融資取引のある銀行が、預金勧誘をしてくるのか?(理由その1)

みなさ~ん!
おはようございます


昨年からの
メルマガの発行により

ここ最近 
みなさんから

「銀行取引における
 カン違い!」についての

質問攻めにあっている

  

 

中四国No1の 
銀行との心理戦アドバイザー

 

Team経営参謀

 

『村上弘基です!


そう言えば

以前のブログで
書いた事があるのですが 

社長の着地戦略における
最大のポイントは銀行対策

例えば

 

銀行から

会社名義で借入をした場合

 

原則

 

社長さん方は

 

強制的に連帯保証人

させられるのですが

 

個人で資産を所有する場合

 

なぜか自分名義で

所有しようとします


これって
私から見たら


 

「裸で生肉を背負って

 ライオンの檻に入る」



ようなもので

完全な
自殺行為と言えます!

特に

融資取引のある銀行に

会社の預金や

社長の家族を含めた

個人預金を預ける場合は

せめて

「預金担保」「債務者預金」


「相殺」「差押」


「表面金利」「実質金利」 の


 

本当の意味 を理解して

預金を預けるようにして

頂ければと思います・・・



 

ちなみに

以前に書いた
ブログはこちらから・・・

「経営者のみなさん!将来あなたは
 上手く会社を引退することができますか?」



そんななか

本日から
3回シリーズで

なぜ融資取引のある銀行が

社長さん方に
預金勧誘をしてくるのか?

その本当の理由を
お話したいと思いますね

     

それでは
本日1回目は

預金担保」と「債務者預金」!

このことについて

お話をしてみたいと思います

いざとなった時、社長さんの家族名義預金も担保に取られるかもね・・・

まずは最初に

みなさんが
良く耳にする

「預金担保」について

お話をしていきますね


そもそも

「預金担保」とは

定期預金を
担保とした融資のことです 

 

 わかりやすく言うと

融資を受ける
予定の銀行に

1,000万円の定期預金を作る

それを担保に
融資を受けるのですが 

借りれる金額は

だいたい定期預金の
80~90%程度かな

(銀行によって違いますが・・・)

預金中は

受取利息が発生しますが

その一方で

預金担保を元にして
借りたお金には

金利(利息)がかかります

(当然ですが 

 預金金利よりも
 借入金利の方が高いです


また

借りたお金が
返済できなくなった場合 

定期預金は
銀行に没収されてしまいます 

これが「預金担保」の仕組みです



ところで
みなさんは 

上記の取引を見て

「何かおかしい」ことに
気づきましたか?

実は

「預金担保」とは 

「銀行がノーリスクで
 儲かる取引」なのです

これって裏を返すと 

社長さん方にとっては 

「100%不利な取引であり

 受け入れるメリットは
 何一つない」 と

言う事なんです 

だって 

預金担保で
借入するくらいなら 

預金を解約して
そのまま使った方が

社長さん方にとっては 
絶対に得ですもんね



だから

融資取引のある銀行が 

社長さん方に
預金を勧誘してくるのは

もし会社の業況が
悪化してきたら

いつでも

預金を担保として
提供してもらえるよう

事前準備をしているためで 

特に

「預金担保」は

融資契約の
関係者以外の人でも

担保提供することが可能なので

もしかしたら 

社長さんの

ご家族名義や
親族名義の預金も

狙われているかも
しれませんね ・・・

そもそも銀行には、「債務者預金」と言う預金があるのをご存知ですか?

次に
「債務者預金」についての

お話ですが
 

ふつうネットで 
「債務者預金」について調べると

「債務者預金」とは 

銀行における
融資先の預金のこと

この預金は
正式な担保ではないが 

銀行は融資先との

保全関連として
とらえる事が多い

とあります



最近の銀行では 
よくわかりませんが

昔私が銀行に
勤務していた頃は

融資先の定期預金や

連帯保証人である社長さん

並びに

その家族名義の
定期預金を預かった場合 

必ずと言ってもいいほど 

預金者の方には内緒で

「債務者預金」としての
登録をしておりました


ちなみに 
この手続きをすると 

定期預金を解約する場合 

窓口の女性のみの
手続きでは不可能で

必ず

窓口責任者による手続きが 
必要となってきます 


要は

正式な担保ではないが 

自由に使えるはずの預金が 

銀行によって
拘束されているんですよね



以前
私が銀行にて

事業再生の
コンサル業務をしていた時

ある会社のメイン銀行へ

社長さんと一緒に

会社の定期預金を
解約しに行った時

そこの支店長さんから 


「この預金は
 正式担保ではないが 

 そもそも融資の返済に
 充てるためのものだ!」 


散々怒鳴られ

1時間くらい応接室に

閉じ込めれた
ことがありました


結局は
支店長さんに

「この話を役所に
 訴えますよ!」
と話したら 

あっさりと
解約に応じてくれましたが・・・ 



どうですか
みなさん

なかなか
信じがたいお話でしょう

そもそも

融資取引のある銀行が

みなさんに
何か言ってくるという事は

必ずその裏に 

それなりの理由があることを
知っておいてくださいね


そして必ず

その理由を知って

行動を起こすことを
忘れないように・・・

 

 

それではみなさん 

また次回をお楽しみに・・・

《本日のまとめ》

 

社長さん!
融資取引のある銀行は

必ずあなたと
家族名義の預金を 

融資に対する
保全強化のため

常に狙っていますよ!

よろしければ
ご相談を承りますよ!


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