みなさ~ん!
明けまして
おめでとうございます
本年もどうぞ
よろしくお願い致します
今年のお正月は
珍しく何もする事がなかったので
元旦から自宅にこもって
読書と仕事に
明け暮れていた
中四国No1の
銀行との心理戦アドバイザー
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
そう言えば
この年末からブログにて
「そもそも最初に
言葉の意味をはき違えると
その後の行動が
とんでもないことに
なりますよ!」 という
お話を書いたのですが
みなさん
覚えていらっしゃいますか?
例えば
「経営理念」と
「企業理念」の違い!
「社長」と
「経営者」の違い! とか・・・
ちなみに
年末に書いたブログは
こちらから・・・
「社長さん!経営者って
どんな人かわかりますか?」
そんななか
みなさんは
日頃会社において
お金の話をする時に
「会計」
「経理」
「財務」 という
言葉を 混同して
使っていませんか?
私の場合
よく仕事がら
社長さんから
資金や計数管理についての
ご相談を受ける事が多いのですが
いったい社長さん方が
管理のどの部分
(会計・経理・財務)で
悩まれているのか
わからない事が
多々あります
一般的に
この3つの用語は
だいたい同じように
使われていますが
実は
専門的には
それぞれ意味が
異なるんですよね
それでは 本日は
このことについて
お話をしてみたいと思います
まずお金に関する「経理」と「財務」の違いとは・・・
まずは最初に
お金に関する
「経理」と「財務」について
お話をしていきますね
そもそも
「経理」とは「会計」の一部で
わかりやすく言うと
「お金の流れを管理し
取りまとめること」を意味します
会社の規模によって
経理部や経理担当を
配置していると思いますが
そこでは
会社における
お金の情報を収集して
決められたルールにより
記録していきます
たまに
社長さん方から
「村上さん!
先月の数字を
一刻も早く知りたいのだが
どうしたらいいだろう?」
と言った質問を
よく受けるのですが
はっきり言って
数字の取りまとめを
顧問税理士さんに
頼るのではなく
自らが全てを行う
『経理の自計化』を
行わない限りは
絶対に
無理ですからね!
次に「財務」とは
「事業を行うのに
必要な資金を集めて管理する」ことで
具体的に言えば
予算管理・資金調達
資金運用などの業務が
これにあたります
【財務=
銀行とのやりとりで
資金繰りをする事】
と言う理解でも
間違っていません
ふつう
社内に財務担当者がいる
大きな会社では
問題ないのですが
一般の中小企業では
この役目は
経理を担当している
社長の奥さんではなく
社長さん自身ですので
決して奥さんに
丸投げ
しないでくださいね
こうして考えてみると
みなさん
結構カン違いを
されていませんか?
そもそも「会計」には2種類ある事をご存知ですか?
最後に
「会計」についての
お話ですが
ふつう
お店で買い物をするとき
「お会計」と書かれた
レシートでお金を支払います
この時の会計は
お金の計算を意味し
家計簿をつけたり
組織のお金を
管理することも
「会計」と言います
この会計において
社長さん方が
よくカン違いすることは
「会計」には
株主や銀行
税務署などの外部者に
過去の実績を報告する
『財務会計』と
経営者や
マネージャーのために
過去の実績より
未来の計画が重要視される
『管理会計』の
2種類が
あるってことなんです
そもそも
財務会計は
過去を見ており
管理会計は
未来を見ていることから
おのずと
社長さん方が見る
数字のポイントも変わってきます
財務会計は
「外部の人に
自社の会社情報を
公表するための会計」で
実際は
試算表や決算書を作成し
開示することで行われます
一方管理会計は
経営の舵取りをする
うえでの判断材料で
「社長さんへの
情報提供を目的とする会計」です
だから社長さんが
いくら財務会計の資料である
試算表や
決算書を眺めてみても
決して経営は
良くなりませんから
カン違いされないで
くださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
社長さん!
自社の経営においては
財務会計(過去)より
管理会計(未来)の方が
めちゃくちゃ
重要なんですよ
よろしければ
ご相談を承りますよ!
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