みなさ~ん
おはようございます
ここ最近は
社長さまの
資産防衛を含めた
着地戦略(事業承継・M&A・廃業)
サポートに力を入れている
中四国No1の
着地戦略コーディネーター
Team経営参謀の
『村上弘基』です!
ちなみに 早速ですが
みなさんは
『将来ご自分の
引退方法は?』
と聞かれると
どのような
イメージをお持ちですか?
私の場合
いつも現場にて
「廃業視点」による
着地戦略サポートを行っている
と言うこともあって
よく個別相談会にて
経営者のみなさんから
「事業承継」や
「M&A」についての
ご質問をお受けします
しかし
その内容を聞くと
ほとんどの方が
カン違いされている場合が多く
また
融資取引のある
金融機関との付き合い方も
しっかりと
理解されていない事から
どうしても
日々何もしないまま
「相続」や「倒産」と言った
強制的な
(家族にとって不幸な)
終わり方になって
しまいがちです
そこで本日は
みなさんが
よくカン違いされている
「経営者の
引退における考え方!」について
3つのポイントにまとめて
お話してみたいと思います
会社の着地のスタンダードは承継ではなく廃業!
よく世間では
国や各市町村において
高齢者の経営者さん向けに
親族承継・M&Aについての
セミナー開催や
専門家による
個別支援が推奨されており
あたかも
経営者の引退方法は
事業承継等が
当たり前と言う
風潮があります
しかし私達
現場サイドの人間からすれば
事業承継等は
あくまでも
まれなケースであり
ほとんどの
経営者さんは何もせずに
先ほどお話したように
多額の借金を家族に残して
悲惨な
強制的終了(相続or倒産)と
なってしまうのが
現実なんです
実は
その大きな理由としては
以下の3つが考えられます
① 親族承継・M&Aにおける決定権は
あくまでも事業を受ける側にあり
現経営者にその決定権はない
② 事業本体が赤字で
債務超過の会社を
引き受ける人はまずいない
特に会社の銀行借入を
リスケしている経営者さんは
承継そのものが
不可能であると言っても
過言ではありません!
③ 日本において
会社の社長になることは片道切符!
創業における支援策や
専門家は色々と存在するが
経営者の引退におけるものは
ほとんど皆無である
だから
経営者のみなさんには
常日頃から
「廃業視点」を持って
ご自分の終わりを創造する
プロデューサーに
なってもらいたいのです
常に廃業を意識しながら経営を行う!
ところで
経営者のみなさんは
日頃から
ご自分の事業における
撤退基準を
お持ちでしょうか?
例えば
飲食店の場合
オープンに際して
「もし3期連続
赤字なったら店をやめる!」
とか
「売上高が○○まで落ち込んで
3か月以内に
売上が回復しない場合は閉店!」
と言った具合に
あらかじめ
廃業する時の条件を
事前に決めておくと言うことです
この事は
経営者さんにとって
たいへん難しい事ですが
逆に私は
経営者さんの
引退においては
たいへん
重要な事だと思っており
昔銀行員時代に
本店の融資審査部にて
仕事をしていた頃
だいたい事業が
上手くいかなくなって
半年が経った頃には
銀行借入額が倍になり
引退するタイミングを
逃してしまった
と言うことは
よくある話です
ましてや
経営者さんのなかには
「私は会社を無借金にして
引退します!」と言う方を
たまに
お見受けすることが
ありますが
まずもって私の経験上
そんな引退の仕方をした人は
見たことがありませんね
よってみなさんも
銀行借入等で
ご自身の引退するタイミングを
左右されることのないよう
気をつけてくださいね
廃業視点の最大のポイントは金融機関対策!
仕事がら
よく経営者さん方と
「融資取引のある
金融機関との付き合い方」についての
お話をすることが
あるのですが
みなさんは
必ずと言っていいほど
金融機関から
言われた事に対し
日々何の疑問を持たずに
行動しています
例えば
金融機関から
会社名義で借入をした場合
原則
経営者の方は
強制的に連帯保証人に
させられるのですが
個人で資産を所有する場合
経営者のみなさんは
なぜか自分名義で
所有しようとします
私から見たら
連帯保証人名義で
資産を所有することは
「裸で生肉を背負って
ライオンの檻に入る」
ようなもので
完全な自殺行為だと
思っております
特に
融資取引のある金融機関に
会社の預金や
家族を含めた
個人預金を預ける場合は
せめて
①預金担保と債務者預金の違い
②相殺と差押の違い
③表面金利と実質金利の違い
を理解して
預けるようにして
頂ければと思います
まあ
この項目の詳細ついては
後々のブログにて
紹介して参りますので
楽しみにしておいてくださいね
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・
《本日のまとめ》
倒産と廃業は違う!
今持つべきは「廃業視点」
廃業とは
「自らの意志で
潔く撤退する」
という姿勢なのである!
よろしければ
個別にご相談を承りますよ!
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